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2004 August no.2: 8月上旬

ヴァナ中の冒険者が金魚すくいに光の速さで飽きていた頃、TaisaiSOFT(別名:ミスラの小尻を愛してやまない会)の3人はゲーム製作にいそしんでいた。

橋渡しゲームにエロシーンを挿入するという安易な構想を元に、

グラフィック担当:俺。 ゲーム部分組み立て:T君。 テキスト:D先生。

という役割分担が決まった。

夏コミまで一週間を切り、いよいよ追い込みという時期にT君から「ちょっと問題が起きたお!」という知らせが入り、俺はT君宅へ駆けつけた。

俺「おいすー^^」

T君「あ!橋渡しゲームが作れないお!」

それは、

ちょっと問題 というレベルではないのではないか…?

詳しく聞くと今回ゲーム開発に使用しているツールではフラグ管理に限界があり、複雑なパズルゲームは厳しいらしい。

今から別のツールで組み直すわけにもいかない。パズル部分は難易度を大幅に下げることによってなんとか制作可能のメドが立ったが、ゲーム全体のボリュームが半減してしまった。それに伴い価格も半額にする事になった。

怪しい腐葉土から生まれたエロい夢想花を使う黒マンドラも登場予定だったのだがあえなくボツになってしまった。

これにより、タルのジョブが獣使いである必要性が無くなってしまったのだが、CGを描き直すのが嫌だったので黙っておくことにした。

橋渡しゲーム制作のメドは立ったが気がかりなのはテキスト担当のD先生だ。まるで連絡が取れない。音信不通だ。

夏コミまで@3日という時になって遂にD先生からメールが届いた。

「おぼんなので寄生します。

うみはあついです。

てきすとはいますぐできていません。

えっちなところだけかきます。

やべwww霧が濃くて前が見えないwww」

(以上ほぼ原文)

テキストができていない事よりも、これだけ文章力の無い奴がテキスト担当を買って出た衝撃の方が大きかった。

夏コミまで@3日。ゲーム制作は暗礁に乗り上げていた…。


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