2004 November no.6: 冬コミ落選
日々中華な人がオルデールのStroper Chymeをポップ後0,01秒で赤ネームにしている頃、TaisaiSOFTは冬コミ落選の憂き目に遭っていた。
一時「どうやら受かったらしい」という誤報が伝わり「これじゃあ毎週裏世界に行けなくなるお!どうしてくれるお!」と糞樽君は死にかけのフィックのようにガクブルした。が、結果は落選。代わってガクブルする管理人を尻目に糞樽君はツヤツヤになった。
落ちてしまったものは仕方がない。この機会に「インストールが面倒」という声が寄せられたコミックメーカー2から、より高度な制作ツールへの乗り換えを図る事にした。
吉里吉里など有名どころのツールの解説サイトを覗くと「プログラムが組めなくてもタグを書くだけでOK!初心者バッチコイ」といった謳い文句が目に付く。こ、これなら知識皆無な俺にも…と思いきや何ですかこれ?宇宙語ですか?
…難しい。タグとやらを覚えて打ち込むのはなんとかなりそうなのだが進行状況のイメージが掴みにくい。絵を確認しながら感覚的に制作できるコミックメーカー2が優れたツールである事を思い知らされる。
しかしTaisaiSOFTにはプログラムの専門知識に特化した糞樽君という秘密兵器がいる。「そんミス!」制作時には秘密兵器の名に恥じず秘密のまま終わってしまった彼の能力を発揮する時が来たようだ。
吉里吉里を使った制作及び使い方のレクチャーを糞樽君に頼みに行ったところ「タグも書けないなんて信じられないお!おまえINTブーストしなさすぎだお!」「わかったにゃー日記の主人公を俺に代えるお!」と増長発言を連発したがここはグッと堪えて引き受けさせる事に成功する。
吉里吉里による制作のメドはこれで立った。あとはテキストなのだがHテキスト担当のD先生とは相変わらず全く連絡が取れない。あまりに音信不通なので「1人暮らしのアパートで遺体発見。死後数週間経っており…」といった不吉な予感が脳裏を横切り始める。そんな時D先生からメールが!
「ゼシカの乳揺れがすごいです
結婚したいです
かならず幸せになります」
といった内容の重症メールだったが、とりあえず生きていたのでよしとする。テキストもなんとかなるだろう、多分。
が、ここで吉里吉里による制作は頓挫する事になる。「あ!しばらくインしないお!」という一言を残して糞樽君が引っ越してしまったのだ。直線距離にして1000キロ以上の彼方に。
…こうして新しい制作ツールの使用は見送られることとなった。コミックメーカー2を想定した画像がいくつか完成していた事もあり次回作もコミックメーカー2で制作する事になった。ちなみに上の画像は落選したサークルカット。あーそんなことよりミスラ海賊に襲撃されてぇ〜。